私が注文住宅を建てる際に最も重要だと考えていたのは、太陽光発電をいかに多くのせることのできる設計にするかでした。 多くの人が自分の家をもとうとしたときに一番悩んでしまうのは、住宅資金の借り入れとその後に支払いが必要な住宅ローンだと思います。 私も例外なくローン支払いについては良く考えましたが、私の理想を全て盛り込んでしまうとどうしても月々のローン支払いが予算を超えてしまう状況でした。 当時すでに太陽光発電では元が取れないと言われていた中で、自宅の屋根に太陽光パネルを乗せると言う決断をしました。 当然余剰売電程度のパネルを乗せたところで、住宅ローンの返済を軽減するには足りませんでしたので、24kwのパネルをのせ、年間売電シュミレーション約800,000円の計画を作りました。 一月あたりで66,000円の売電となり、住宅ローン支払いの補填になると判断しました。 しかしながら、普通のハウスメーカーの規格ではなかなか24kwのパネルを載せるプランが作成できず、ハウスメーカーではなく工務店による自由設計の注文住宅を建てることにしました。 実際に設計や、打ち合わせに要した期間は2年を越えましたが、担当者は施主の意向をしっかりと汲み取ってくれる方で、嫌な顔ひとつせずに親身になって相談を受けてくれました。いよいよ着工になり、土地を造成し基礎を固め、柱を組む段階では心が躍って毎日現場をおとずれていました。 なにより、太陽光によって住宅ローンの負担が軽減されることがわかっていたため、新築で家を建てる際の不安が小さくできた事で素直に喜べたのだろうと思います。 私も計画から受け渡しに2年を要するお買い物になりましたが、工務店による注文住宅にしてよかった。 太陽光パネルをのせると決めてよかったと思っていますし、皆さんには周りの話を鵜呑みにするのではなく、自分が調べたことや自分の考えていることを大事にした家づくりを進めていただけたらと思います |
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