注文住宅で太陽光発電を設置するときのコツ

太陽光発電は、電気代の節約にもなりますし、エコにも貢献するため、設置したいと考えている人もいるでしょう。

ですが、太陽光発電の装置をただ設置するだけでいいというわけではありません。

ハウスメーカーや工務店に設置をお願いしても、ある程度の知識を身につけておいた方が、後々お得になる可能性があります。そこで、ここでは太陽光発電を設置するときのコツを解説します。



・土地の位置を確認



せっかく太陽光発電の装置を屋根につけたのに、全然効果がない可能性もあります。

その理由は、土地と位置です。土地の南側に家やマンションが建っている場合には、太陽の光を遮ってしまいます。

これでは、装置があっても全然効果はありません。

注文住宅を建てるときには、南側に家や背が高い建物がないかを事前にチェックしておくことが大切です。



・屋根の形をチェックしておこう



太陽光発電の効果を得るには、屋根の形も大切です。

注文住宅の屋根の形というのは、1種類ではありません。

なかには、太陽光発電に向いているタイプと、向いてないタイプがあります。

一般的に多く見られる切妻屋根のような三角屋根は、乗せることができるパネルの量も多いですし、発電量も多くなります。

ですが、陸屋根のように水平な屋根は、雨水が溜まりやすいので、太陽光発電の装置を置くには難しい形状です。

設置するとしたら、防水処理などを新たにおこなうことが必要でしょう。



・施工保障がされているかどうか



太陽光発電装置を設置したは良いのですが、後から不具合を感じることもあります。そのときに、無償修理や被害補償をしてくれるメーカーを選んでおくと、トラブルになることを防ぐことができます。

この施工保障というのは、販売施工店が保障する場合もありますが、各メーカーでおこなっている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。



太陽光発電を設置する前に知っておくことで、設置した後に後悔をしたり、損をすることを防ぐことができます。